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2007年02月20日(火) 22時46分

留置場で首つり、被告の男重体 福岡・筑紫野署朝日新聞

 20日午前11時15分ごろ、福岡県警筑紫野署の留置場のトイレで、起訴勾留(こうりゅう)中の自営業の男性被告(41)が、窓の金網に縛った靴下で首をつっているのを署員が見つけた。男は筑紫野市内の病院に運ばれたが、意識不明の重体。同署は男が自殺を図ったとみている。

 同署によると、署員が巡回した午前11時には男は留置場の床に横になっており、異常はなかった。その直後にトイレに入ったとみられる。逃走防止用の金網に左右の靴下を結んでいたという。

 同署の樋口勝三・副署長は「留置場の管理は適正だったと考えている」と話している。男は、小学校の校長らを脅したとして恐喝未遂罪などで今月19日に起訴されていた。

http://www.asahi.com/national/update/0220/SEB200702200010.html