石原慎太郎知事はここ五年間で十五回、海外出張し、随行職員の経費を含め総額で約二億四千万円をかけた。都民から「宿泊したホテルが豪華すぎる」などの批判があり、都は出張で得た成果をアピールすることにした。
石原知事は当面、海外視察の予定がないため、例示として昨年五−六月のイギリス出張の概要と成果をHPに掲載する。副知事と局長の海外出張も、四月から公開する。
また、海外出張経費削減のため、今後は特定の旅行会社との随意契約をやめて、複数の会社による競争見積もり方式に切り替えることも決めた。ただし、「高額すぎる」と批判のあった通訳は「レベルを維持する必要がある」として随意契約を続ける。随行職員の航空運賃は、正規をやめて割引制度を利用する方針。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070220/lcl_____tko_____001.shtml