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2007年02月19日(月) 00時00分

<Q&A> フリーズしたら… 医者の気分で探求 東京新聞

 パソコンがよくフリーズしますが、どうしたらいいのですか

 新聞社内でも、締め切り時刻間近に「パソコンが動かない、記事を送れない」という記者の悲鳴が飛び交うことがあります。電源を落として再起動するのは、最後の手段です。その前に、次の脱出方法を試してみてください。

 まず、キーボードの「コントロール」「オルト」「デリート」の三つのキーを一緒に押して「タスクマネージャ」の画面に切り替えます。タスクマネージャには(1)起動したアプリケーションの状況(2)プロセスごとのCPU(中央演算処理装置)の割り振り状況(3)全体のCPUやメモリーの使用状況(4)ネットワークの使用状況−の表示などで構成されています。

 (1)の「状態」の項目で「応答なし」という表示が見つかったり、(2)のCPUで100%になっているものがあれば、原因を突き止めたも同然。(1)の「タスクの終了」のボタンや、(2)の「プロセスの終了」のボタンをクリックして強制終了させます。強制終了できない場合もあります。

 タスクマネージャの画面を切り替えながらフリーズの原因を探る様子は、まるで患者の病気を探るために心電図やカルテをにらむ医者のようです。あなたのパソコンへの好奇心を刺激すること間違いなしです。

  (報道システム部 横山和幸)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/dgi/20070219/ftu_____dgi_____002.shtml