東京の都心を3万人の市民ランナーが駆け抜けるアジア最大級の市民マラソン「東京マラソン2007」(読売新聞社など共催)が18日午前9時過ぎ、スタートした。
フルマラソンは西新宿・都庁前から皇居外苑、銀座、浅草を巡り、臨海副都心の東京ビッグサイトにゴールするコース。男子は今夏の世界選手権大阪大会の代表選考会も兼ねており、国内からはアテネ五輪5位の油谷繁ら、海外勢も世界歴代2位の記録を持つサミー・コリル(ケニア)らトップ選手が出場している。
都庁前では、冷たい雨が降りしきる中、石原慎太郎都知事の号砲で午前9時5分に車いすがスタート。続いて10分にフルマラソンと10キロの男女が始まったが、最後のランナーがスタートラインを通過するまでには約20分もかかった。