高さ2メートル、幅・奥行き6メートルの鉄製の枠に、24色の毛糸を、訪れた人たちに1本ずつ編み込んでもらい、縦糸、横糸と織り込んでいく。2日間かけて、長さ計3万メートルにおよぶ毛糸で編んだ色鮮やかな4枚の大きな布の壁ができあがる。
日比野さんは開会式で「1本の糸を織り重ねていくことによって面(社会)が生まれます」と、移植者、障害者とそれを支える人たちによる「共生社会」を目指すキャンペーンの意義を強調した。
石川雅己・千代田区長や宇治敏彦・東京新聞代表らによるテープカットの後、訪れた親子連れや移植者らが、思い思いに毛糸を編み込んでいた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070218/lcl_____tko_____001.shtml