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2007年02月18日(日) 00時00分

高齢者宅に団塊“助っ人” 豊島区が派遣サービス 東京新聞

 豊島区は五月から、電球の取り換えや押し入れの荷物の出し入れといった、独り暮らしのお年寄りのちょっとした困り事を手助けするために、団塊世代の男性ボランティアが見守り活動も兼ねて出向く援助サービスを始める。高齢者の支援だけでなく、社会参加のきっかけをつかみにくい団塊世代の男性が地域デビューする機会にもする。

 対象は七十五歳以上の独り暮らしか高齢者のみの約一万二千世帯。同居家族がいればできる、三十分以内で片づく簡単な作業を行う。区社会福祉協議会が窓口になり、一回三百円で行う。利用希望者は、社協や五月に開設する時間外対応のホットライン「おとしよりホッと相談」へ連絡する。

 社協は団塊世代の男性を中心に協力員を養成、高齢者からの連絡を受けて派遣する。会員登録などは不要とし、単発のサービスも可能にした。

 アパートなどに住む高齢者から、近所づきあいが少なく手助けを頼める人がいないといった相談が、民生委員らに寄せられていた。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070218/lcl_____tko_____003.shtml