市議会の解散の是非を問う住民投票で、リコール運動を繰り広げた「市議会の解散を求める会」は、同オンブズのメンバーが中心的な役割を果たした。
総会の冒頭、柴田代表はリコール運動を振り返りながら、「議会の解散通知が市選管から届いた時は本当にうれしかった。このうれしさを次の活動に生かしていきたい」とあいさつした。
07年度に取り組むことにした政治倫理条例制定では、他の団体や個人にも呼びかけて、条例の市民案を独自につくり、改選後の議会に提案する。議員報酬の日割り支給については、議会解散で失職した前議員73人に対し、2月分の報酬が在職4日にもかかわらず全額支給されることを踏まえ、見直しを求めていく。
総会はメンバー以外にも公開され、議会解散の署名に協力した市民約10人が傍聴。質疑では「出直し市議選で政治倫理条例についての考えを各候補に聞いたらいいのでは」、「議員定数は34人でも多い。減らす活動を始めるべきだ」などと意見を出していた。