県警によると、巡査は同署の北隣にあるアパート形式の官舎に入居し、昨年4月から共益費などの会計業務を担当。共益の水道や電気代、浄化槽管理費などを「警察アパート広報会費」として、入居24世帯から毎月3500−4000円ずつ徴収していた。
調べでは、巡査は昨年8月10日、広報会名義の普通預金口座から10万円を引き出し、自分名義の口座に入金した疑い。その後、今年1月初旬までに約37万円を着服したという。巡査はパチスロをするために銀行のカードローンを利用し、最高で昨年秋に約40万円の借金があった。県警の田内安治首席監察官は「警察官としてあるまじき行為。各所属での共益金などの管理体制や身上指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。また監督責任を問い、各務原署長を本部長注意、同副署長と地域課長を所属長注意とした。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20070217/mng_____sya_____016.shtml