自転車の盗難を防ごうと、大学生のボランティア組織「ポラリス宮城」と仙台南署員らが16日、仙台市太白区内の商業施設駐輪場で「鍵を二つ以上かける」キャンペーンを行った。
自転車は鍵を一つかけても盗まれるケースが多い。このため署員らは二つ以上鍵をかけるよう呼びかけ、買い物客の自転車にビラを張って歩いた。
同署管内では2006年、約1470台の自転車やバイクが盗難被害にあった。盗まれた自転車やバイクは、ひったくりなどの犯罪に使用されるケースもある。
「ポラリス宮城」のメンバーで東北工大3年、佐藤勝彦さん(21)は、「ビラ配りで少しでも被害が減らせれば」と話していた。