【ニューヨーク=小山守生】米娯楽大手ウォルト・ディズニーのアニメの人気者「くまのプーさん」の著者や原画作者の子孫が、プーさんのキャラクター使用権を持つ米企業を相手取り、使用権の返還を求めた裁判で、カリフォルニア州連邦地裁は16日、原告の訴えを退ける判決を下した。
訴訟は2002年に起こされ、ディズニーは原告の原作者一族の訴訟費用を負担する形で全面支援していた。原作者一族に権利を戻した上で、ディズニーが新たにキャラクター使用の独占契約を結びたい考えだった。
勝訴したのは、1930年に英国人の著者らからプーさんの使用権を取得した故ステファン・スレシンジャー氏の関連企業。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070217it05.htm?from=top