大阪市教育委員会は15日、昨年12月時点で市職員15人が学校給食費や市立高校の授業料計約100万円を納めていなかったと発表した。3人は現在も未納で、市教委は「一般の未納者以上に厳格に対処する」としている。
市教委によると、最多額は市立中学校の男性体育教諭(53)の約37万円で、子どもが通う市立高校の授業料26カ月分が現在も未納。高校に対し「親の介護や親族の家業の資金繰りのため生活が苦しい」などと説明しているという。
今年1月以降に納めた12人のうち6人は、特段の理由が見当たらず、これまで納入できるのにしていなかったという。
全体では、給食費の未納は小中学校で児童生徒927人、計約2144万円。高校の授業料の未納は生徒565人の計約4351万円。
ZAKZAK 2007/02/16