長崎県佐世保市の大型テーマパーク、ハウステンボスの2006年度の入場者数が、前年度比約8%増の約210万人となる見込みとなった。入場者数が増加するのは10年ぶり。ハウステンボスの東園基宏社長が15日の記者会見で明らかにした。
韓国や台湾などアジアからの入場者が大幅に増加したという。
ハウステンボスは昨年夏から子ども向けの施設を拡充。これにより国内の観光客も増加。入場者の滞在時間が前年度の推定約4時間から、約5時間半に伸びた。
一方、東園社長は、支援企業の野村プリンシパル・ファイナンス(東京)に30億—40億円の追加増資引き受けを求める考えを明らかにした。
ハウステンボスの現在の資本金は105億円。これに追加して増資する。同社は新たに得る資金の一部を活用、シアターなど各種施設やホテルを改修し、飲食施設の充実を図る方針。
ZAKZAK 2007/02/16