職員は99年、前任者から裏金606万円を引き継いだが、03年の異動の際、後任者には2万円しか渡さなかった。職場のインターネット機器の整備や書籍購入などに36万円が支出されたことは確認されたが、残る約567万円が使途不明のままだ。職員は私的流用を否定しているが、府は無断で流用したとして弁済を要求。1月末に全額が返還されたという。
府の調べではまた、この職員の前任者の時代にも裏金29万円の使途がわかっておらず、府は2月初め、前任者に全額を返還させた。
http://www.asahi.com/national/update/0215/OSK200702150074.html