福島県は15日、不二屋食品(福島県伊達市、佐藤克彦社長)が、安全性が未審査の遺伝子組み換え米を原料にした大福を製造・販売したとして同日から自主回収を始めたと発表した。
問題の原料は、中国産の粉状のもち米。同社は1日約1万個を製造、33都道府県の小売店などに出荷してきた。昨年9月の輸入業者による自主検査では問題がなかったため、県は、これ以降に混入したとみている。
最後の製造は1月31日で、消費期限は今月5日だったため、大半は回収困難とみられる。
問い合わせは同社(フリーダイヤル0120・482222)へ。