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2007年02月15日(木) 14時48分

松本死刑囚の弁護人、日弁連は処分せず読売新聞

 オウム真理教の松本智津夫死刑囚(51)の控訴審の主任弁護人を務めた松下明夫弁護士(仙台弁護士会)と松井武弁護士(第2東京弁護士会)について、東京高裁が日本弁護士連合会に処分を求める「処置請求」を行っていた問題で、日弁連は、両弁護士を処分しないとする決定をしたことがわかった。

 両弁護士は、松本死刑囚の控訴審で、当初2005年1月11日だった控訴趣意書の提出期限の延長を申し立て、同年8月31日まで延長を認められたにもかかわらず、期限最終日に持参した控訴趣意書を提出せずに持ち帰った。

 この結果、同高裁は昨年3月に控訴棄却を決定。最高裁への特別抗告も認められず、昨年9月15日に松本死刑囚の刑が確定した。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe4900/news/20070215i506.htm