元永弁護士は「多重債務者にとっては数千円の相談料も厳しい。来年度中にも法律相談を無料化したい」と述べた。
裁判員制度については「十分に浸透しているとは言い難い」として、「裁判所や検察と協力しながら、広報活動を続けていく」と意気込みを語った。
元永弁護士は京都大学在学中の1985年11月に司法試験合格。97年に滋賀弁護士会副会長に就任し、人権擁護委員長や法律相談委員長などを歴任した。「献穀祭政教分離事件」など行政訴訟を多く手がけてきた。
副会長には、河村憲司(56)=河村法律事務所、近藤公人(42)=滋賀第一法律事務所、甲津貴央(44)=草津法律事務所の3弁護士が選ばれた。任期はいずれも4月1日から1年。 (藤川大樹)
http://www.chunichi.co.jp/00/sga/20070214/lcl_____sga_____005.shtml