フジテレビは13日、バラエティー番組「トリビアの泉」の企画コーナー「雑種犬の能力検証」で、飼い主ではない動物プロダクションの社長を飼い主であるかのように放送していたことを明らかにした。
NPO法人「動物実験の廃止を求める会」の指摘に回答した。
フジテレビによると、この番組は2005年9月14日に同系列で放送された。雑種犬100匹で「飼い主が突然倒れ、苦しみ出したらどうするか」を調査した。
このうち1匹は、飼い主ではなく、その犬が所属する動物プロダクションの社長が出演した。また、うまく撮影できなかったため、撮影時にドッグフードを使ったという。
フジテレビ広報部は、「社長を『飼い主に準じる方』と判断した。『やらせ』『捏造(ねつぞう)』とは全く違う」としながらも「反省すべき点もあった」とコメントしている。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070213i417.htm