ガス機器最大手「リンナイ」(名古屋市)と同様、不完全燃焼防止装置付きの小型湯沸かし器で一酸化炭素(CO)中毒事故が起きていたことが明らかになった「ハーマンプロ」(大阪市)で、これまでに判明している4件の事故に加え、2005年1月にも愛知県豊橋市でCO中毒事故が起きていたことが分かった。
防止装置の付いた製品での事故は、これでリンナイ製5件、ハーマンプロ製5件の計10件となった。
豊橋市の事故は県営住宅の一室で起き、8人が病院に運ばれた。
ハーマンプロ製では、不完全燃焼防止装置が付いていない小型湯沸かし器で、1996年以降、3件のCO中毒事故が起きていたことも新たに判明した。