米産牛メニュー再開で客足は上向き始めたが、昨年までの不振が尾を引き、通期の既存店の客数、客単価はともに前年比約2%減の見通しという。売上高も619億円から605億円に、経常利益も27億円から13億円に下方修正した。
牛丼への米産牛使用は依然、見合わせている。一足先に米産牛使用を再開した吉野家ディー・アンド・シー、消費者感情を考慮して豪州産牛肉の使用にこだわるゼンショーは客数を伸ばしている。松屋は中国産、豪州産と品を変えて牛丼を提供してきたが、その間にライバルに客を奪われた面もあるようだ。
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