経済産業省が、ガス事業者から受けた事故報告をまとめた「都市ガス事故情報データベース」によると、死亡事故50件のうち、発生年月日が明らかなケースは83〜99年に29件あった。
これらの事故で、不完全燃焼によるCO中毒で19人、ガス漏れで14人がそれぞれ死亡。2人の死因ははっきりしないという。
88年以降の事故のほとんどは、閉め切った部屋での長時間使用などによる不完全燃焼が原因とされている。
92年以降は、空気の取り入れ口にほこりが詰まって給気不足となったケースや、金網の劣化などが目立つ。
ほかに、データベース上で発生年が不明な死亡事故が21件あり、24人が亡くなっている。
http://www.asahi.com/national/update/0214/TKY200702130402.html