リンナイ製ガス湯沸かし器で死傷事故が相次いだ問題で、同社は13日までに、点検対象として公表した2機種以外でも、屋内に排気される「開放式」と呼ばれる機種については、ユーザーから依頼があれば無償点検に応じる方針を明らかにした。「ユーザーの不安を取り除くため」としている。
点検対象として指定されているのは「RUS−5RX」「RUS−51BT」の2機種。
開放式の湯沸かし器はこれ以外にも多くの機種が出回っており、いずれも換気をしないと一酸化炭素(CO)中毒の危険がある。
点検では、湯沸かし器上部の排気口付近でCO濃度を測定。同濃度が100PPM以上であれば、「危険」の文字を大きく表示し、買い替えを勧めるシールを張る。
ZAKZAK 2007/02/13