東京都板橋区の東武東上線ときわ台駅で今月6日夜、線路内に入り込んだ女性(39)を助け出そうとして電車にはねられ、意識不明の重体になっていた警視庁板橋署常盤台交番の宮本邦彦巡査部長(53)が12日、治療を受けていた同区内の病院で死亡した。
同署によると、宮本巡査部長は頭の骨を折って重体となっていたが、同日午後2時25分、死亡した。
事故後、同交番には、近隣住民や地元小学校の児童らが、回復を祈って作った千羽鶴や花束が続々と届けられ、同署にも連日、激励の電話が寄せられていた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070212i204.htm