企画から販売までを自分たちで取り組む「起業家」を体験する総合学習の授業。学校ごとに「社長」を決めて、2学期から取り組んできた。どんな内容の紹介が良いかを買い物客らにアンケートし、自分たちで選んだ28店に取材。店を紹介するアニメを制作した。
アニメのCDをパソコンで再生すると、商店街の地図が表れ、店をクリックすると、はちみつ店ならハチがはちみつをなめている絵、飲食店なら客が「あーうまい」と言っている絵が表れる。
子どもたちは看板、ポスターも自作。1週間前にはアニメ完成を前に、商店街で事前PRした。
親から1口500円を出資してもらい、150枚を製作。1枚500円で販売した。3カ所に売り場を設け、「お買い得」「今日だけ(の販売)」との元気な掛け声に、親だけでなく通行人も足を止め、30分ほどで売り切れる売り場も。
杉並五小の“社長”、安岡将徳君は「実際の店のようなことをやるのはワクワクする。思ったより売れた」と喜んでいた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070210/lcl_____tko_____003.shtml