市民団体や労働組合の代表ら約六十人が集まった。中山武敏弁護団長が「訴状の作成に全力を挙げている。世論を結集して訴えていかなくては」とあいさつ、星野弘原告団長は「あの戦争で犠牲となった民間人について、政府は人数さえ記録していない。国の責任で行った戦争に、結果の責任をとってもらうために頑張りたい」と話した。
続いて原告の三人が、死体であふれた焼け野原をさまよったこと、焼夷(しょうい)弾の炎にまかれたことなど空襲体験を語り、「歴史をしっかり残したい」と涙ながらに決意を述べた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070210/lcl_____tko_____004.shtml