TBS系の情報バラエティー番組「人間!これでいいのだ」で行き過ぎた表現や論文の無断使用があった問題について、10日夜の同番組の最後でTBSのアナウンサーが事実関係について説明し、「制作を進める過程で不適切な扱いが生じ、研究に対する著しい誤解を導き、行き過ぎた表現から視聴者の誤解を招きました。視聴者と関係者の皆様に深くおわび申し上げます」と謝罪した。
問題があったのは、今月3日放送分。ハイパーソニック音(2万ヘルツを超える高周波を含む音)を「頭のよくなる音」と断定的に紹介。ハイパーソニック音の論文を発表した研究チームに協力依頼して断られたにもかかわらず、無断で論文を使用していた。