今回の機種は、強制排気型ではないタイプ。台所で使用者が換気扇を回したり、窓を開けたりして短時間使用することが前提という。
同社によると、(1)燃焼部周辺にほこりがたまる(2)点火しても不完全燃焼が起こる(3)安全装置が働いてガスの供給が止まり、火が消える(4)再度点火する(5)20秒ほど燃焼するが安全装置が働いて火が消える。こうした点火を繰り返した場合に、安全装置が働かなくなる。何度も点火を繰り返す際にすすが発生し、安全装置が異常な高温を感知するための穴がふさがってしまうのが原因という。
ただし、換気をしていればこの状態でも、密閉された空間に比べて室内のCO濃度が低く、「危険な濃度にはならない」(同社)としている。
同社は繰り返し点火する使用を「非常にまれな使い方」と認識、こうした使用方法が事故につながったとの考えを示した。
http://www.asahi.com/national/update/0210/TKY200702100227.html