起訴状などによると、星被告らは昨年4月12日、同市緑区の銀行で、同区に住む知的障害者の男性名義で不正に取得した運転免許証を使って銀行口座を開設し、預金通帳1通をだまし取った。
星被告らは知的障害者約10人分の免許証を不正に取得。口座開設や消費者金融からの借金を繰り返していたとみられ、県警はこれらが振り込め詐欺に悪用された可能性があるとみて調べている。
県警によると、星被告らは障害者通所作業所から障害者を尾行し、郵便物から名前や生年月日を特定。区役所で本人らを装って住民票を取得後、その人になりすまして原付きバイクの試験で免許証の交付を受け、口座開設などの身分証明として利用していたという。
星被告は「知的障害者は免許を持っていないことが多いので、犯行がばれにくいと思った」と供述しているという。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20070208/eve_____sya_____015.shtml