捏造報告書「不十分」　総務省、関西テレビに再報告要求（朝日新聞）

2007年02月08日(木) 10時47分

　総務省は８日、「発掘！あるある大事典２」で発覚した捏造（ねつぞう）問題について関西テレビが提出した報告書に対し、「内容が不十分だ」と判断して、再報告を求めることを決めた。

　関西テレビから総務省への報告書は、７日に近畿総合通信局に提出された。総務相の報告要請権限を定めた電波法８１条に基づき、菅総務相が同日までの報告を関西テレビに求めていた。報告書の内容は、関西テレビは公表していない。

　報告書には、自ら捏造の事実を認めて公表した「納豆ダイエット」（０７年１月放送）だけでなく、「レタスで快眠」（９８年１０月放送）などマスコミから捏造疑惑を指摘された他の回の放送についての調査内容も含まれている。ほかのメディアからの批判に反論している部分もあるという。