東武鉄道によると、ホームには駅員や乗客が危険を知らせるための、押しボタン式非常通報装置が4カ所設置されている。ボタンを押すと駅周辺の電車に無線で危険を知らせる仕組みだが、ホームに駅員がいなかったこともあり、だれも押さなかったという。
また、踏切には赤外線センサーがあり、遮断機が下り始めてから障害物を感知すると、近付く電車に信号で異常を知らせる。ひかれた2人は踏切から隣接した駅ホームの下に移動していたため、センサーは作動しなかったという。
板橋署によると、踏切に入った女性は精神科への通院歴があるという。
http://www.asahi.com/national/update/0207/TKY200702070205.html