能代市浅内の旧能代産業廃棄物処理センターの敷地に大量のドラム缶が不法投棄されていた問題で、見つかったドラム缶は昨年末から倍近く増え計1165本になっていたことがわかった。県は6日、地元住民らに対し現地説明会を開いた。
県環境整備課によると、ドラム缶の内容物の内訳は、液状物が379本、固形物が468本。廃油や合成樹脂、汚泥などが入っていた。
空のものも318本あった。腐食してつぶれたり、穴が開いたりしているものが多数あり、内容物が流出した可能性が高いという。
説明会が開かれるのは、昨年11月以来2度目。当初は年内に掘削工事が終わる予定だったが、ドラム缶が次々に見つかって処理に追われ、工期が延びていた。住民側の要請もあり、途中経過を報告した。工事は、2月中にも終わる見込みという。
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