総務省の松田隆利次官は5日の記者会見で、NHKが受信契約者の転居先を把握するため、転居先の住所が書かれた住民票の「除票」を、NHKが各自治体で見られるようにする考えを明らかにした。
除票は、自治体が住民票を抹消した際に保存する公文書で、引っ越し先の新住所が記載されている。生命保険会社が保険金を支払う場合や、債権者が債務者の転居先を把握する際などに使われている。松田次官は、「除票を利用して、(受信料の)徴収事務を徹底してもらいたい」と述べた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070205i416.htm?from=main4