検察側は被告人質問で、石井被告が一九九六−九七年の間、二度にわたって斎藤建設側から現金計約百万円を受け取ったと指摘。石井被告は当時、公園緑地課に在籍していた。検察側の「架空の随意契約だったのではないか」との質問に、石井被告は「一部架空が交じっていた」と認めた。同被告は「工事前後の写真を付ける必要があり、全くの架空工事ではない」と述べた。
一方、弁護人の質問に、石井被告は時折、涙を見せつつ、「悔やんでも悔やみきれない。公務員としての自覚が足りなかった」と話した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20070206/lcl_____gnm_____022.shtml