東証1部の住宅建材商社「ジャパン建材」(現JKホールディングス、東京都江東区)の経理担当社員が、同社が業績予想の下方修正を公表する前に、同社株を売っていたとして、証券取引等監視委員会は6日、証券取引法違反(インサイダー取引)で、社員に課徴金4万円の納付命令を出すよう、金融庁に勧告した。
監視委によると、この社員は2006年5月上旬、同社が06年3月期の連結予想純利益を18億円から12億円に修正することを事務作業を通して知り、5月8日の公表直前、同社株1100株を98万600円で売却した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070206i213.htm