同社は不二家の問題を受け、1月26日〜2月5日に、経営するほっかほっか亭2077店と定食屋「やよい軒」145店の全店を調べた。
この結果、17都道県の289店で、サラダとミニうどんを消費期限が過ぎた後も売っていたり、期限を書いたシールを張っていなかったりしたことが分かった。通常、各店で朝と午後に調理するところを、朝にまとめて作り、シールには期限を閉店時間まで延ばして記した例もあったという。289店はいずれもフランチャイズ店だった。
また、静岡県の直営2店では、他社製のドレッシングで消費期限が1月23日のものを、28日の調査時まで出していた。弁当や、やよい軒では問題は見つからなかった。
通常の社内監査は直営店だけが対象で、フランチャイズ店は営業担当者がチェックしていた。今後、管理態勢や研修の強化を検討する。
東海3県と関西、山口を除く中四国の「ほっかほっか亭」は、別会社が運営している。
http://www.asahi.com/national/update/0206/SEB200702060013.html