既に京都市が偽装と耐震強度不足を指摘した2ホテルの営業を休止しており、水落建築士が関与した全11ホテルが休止に追い込まれる形だ。アパグループは「行政側の指導ではなく顧客の安全を考えた自主的な判断」としている。
新潟県三条市に建設中の「アパガーデンズ東三条イーストコート」について、耐震性に疑問があるとして同市から調査の指示を受けたため、同日工事を中断。49戸のうち売買契約済みの購入者数人には契約解消の申し入れをすると決めた。
アパグループによると、グループが持つ水落建築士が関与した全物件は計58件で、うち完成済みマンション40件、未完成マンション6件、ホテル11件、立体駐車場1件。完成済みマンションでは10件が耐震強度に問題がないことを確認し、30件が確認中。強度不足が判明した際は、補強工事などの費用負担に応じるという。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20070206/mng_____sya_____001.shtml