5日午後2時15分ごろ、埼玉県川越市の無職女性(74)から、「振り込め詐欺で520万円の被害にあった」と川越署に届け出があった。
調べによると、1月16、17の両日、女性方に2度にわたり、孫の男性医師(25)を装う男から「浄水器販売のアルバイトで契約個数を売れず、違約金が必要になった」などと電話があり、女性は、指定口座に200万円を振り込んだ。
その後も同じ男の声で「借金がある」などと電話があり、女性は計130万円を振り込み、さらに、バイク便を装った男に190万円を渡した。女性は31日に孫と連絡をとり、だまされたことに気付いたという。