公的年金、健康保険の運営実務を担っている社会保険庁が2009年度中にも廃止、解体される。
その業務や権限は六つの組織に引き継がれることが固まっており、政府は詳細を詰めたうえで今国会に関連法案を提出する予定だ。相次ぐ不祥事や非効率な運営が批判されてきた社保庁の刷新によって、政府は社会保障制度への国民の信頼を取り戻すことができるのだろうか。
Q 「廃止・6分割」とは Q ぬるま湯体質一掃できるか Q 年金納付率 上がるのか Q 残された課題は…◇
今回は、政治部・松永宏朗、湯本浩司、社会保障部・石崎浩が担当しました。