調査は、同病院の委託で国立大学付属病院感染対策協議会が実施。報告書によると、同病院のシーツなどを洗濯した業者は業務用洗濯機で八〇度、十分間の熱水処理をしていたが、同程度の熱水処理ではセレウス菌が除去できないことが判明。また、同病院内でのカテーテル交換が不徹底だったことも、感染の原因につながった可能性があるという。
同病院は報告書を受けて、院内のシーツ、タオルなどについて医療用の高圧蒸気滅菌器での滅菌処理を実施。洗濯業者に対し、今後は洗濯機を十分洗浄するよう指導した。 (小倉貞俊)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20070202/lcl_____tcg_____001.shtml