同社が蓄積している全国約5千の小売店の販売データのうち、スーパーマーケット466店を抜き出し、1店1日あたりの納豆の平均販売数を分析した。
放送された7日には1店平均で393個だったのが、翌8日には680個に跳ね上がり、前年同期と比べて1.9倍を記録した。その後2週間ほどは1日440〜560個程度が売れ、前年を大きく上回る状態が続いた。
データ捏造が公表された20日以降、21日は504個、22日は382個と激減した。しかし、それでも前年より2、3割多い状態が続いているという。インテージの分析担当者は「番組をきっかけに一気に市場が動いた。ただ、その後も売れ行きはいい。ダイエット効果の真偽はともかく、注目されたことで改めて納豆の効能が見直されたのではないか」と話す。
関東圏と関西圏を比べると、放送直後の販売数の伸びは関西の方が大きく、捏造発覚後の減り具合は関東の方が大きかった。
http://www.asahi.com/national/update/0202/TKY200702020269.html