大手菓子メーカー「不二家」が消費期限切れの原料で菓子を製造していた問題を受け、厚生労働省は31日、「日本食品衛生協会」(東京都)など食品関連の10団体と都道府県などに、衛生管理の徹底を求める通知を出した。
厚労省は、「不二家」が科学的根拠もなく、社内で定めた消費期限を1日延ばしたり、大腸菌群が検出された洋菓子を出荷したりしていた点を、食品衛生法違反と指摘。
通知で、業界団体には自主検査体制の再点検を求め、自治体には食品製造工場の監視・指導を強化するよう要請した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070131it17.htm