松下電器産業と松下電工は31日、2005年6月〜07年1月に製造したマッサージいす「リアルプロ」シリーズ6機種で発火・発煙の恐れがあるとして、計6万8762台を対象に無料点検・修理を実施すると発表した。
既に18日付で6機種の受注と出荷を停止し、31日付で販売も中止した。
06年12月に宮城県の商業施設で背もたれ部分から炎が出る事故があったほか、07年1月にも神奈川県で同様の事故があった。いずれも、やけどなど人的被害はなかったという。
調査したところ、繰り返し使用すると内部のモーター電線が切れ、そのまま使い続けると火花が発生することがわかった。
対象機種の製品番号は「EP3510」「EP3515」「EP3010」「EP30101」「EP30002」「EP30001」で、いすのひじ掛け部側面に記載されている。問い合わせは0120・274・081。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070131i306.htm?from=main3