期限切れ原料使用問題の発覚以来、不二家の飲料は自動販売機やスーパー店頭からの撤去の動きが広がっていた。サッポロ飲料は、飲料製品については安全の確認ができているものの、こうした市場の混乱を受け両社で協議して決定したとしている。発売再開の時期は未定。「ネクター」や「レモンスカッシュ」など飲料を中心にした不二家の食品事業の二〇〇六年三月期の売上高は約四十八億円。洋菓子の販売停止や、「ミルキー」など菓子類の店頭撤去に続く飲料製品の販売休止は、不二家の経営をさらに圧迫することになる。
サッポロ飲料は一九九八年から不二家ブランドの飲料販売を全面的に委託されている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20070130/eve_____kei_____001.shtml