高山光明裁判官は「雇用促進を図る支援事業を逆手に取った反社会的な犯行。家族を従業員に仕立て、会社が活動しているように装うなど巧妙、悪質で刑事責任は重大だが、反省し、詐取した金をすべて弁済している」と判決理由を述べた。
判決によると、森被告は自分が設立した会社に従業員を新規雇用したように装うなどし、二〇〇二年一月から〇四年七月にかけて、独立行政法人雇用・能力開発機構(横浜市)などから雇用創出のための助成金計約千百三十万円を詐取した。
うち一部は日経子会社の元社員(執行猶予付き有罪)らと共謀した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070130/eve_____sya_____001.shtml