家出中だった当時14歳の女子中学生にわいせつ行為をした上、カメラ撮影したとして、児童買春・ポルノ処罰法違反などの罪に問われた情報サービス会社社長(29)ら2人の判決公判が30日、東京地裁で開かれ、平出喜一裁判官は、同社長に懲役1年6月、執行猶予4年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
女子生徒を連れてきた無職の男(23)は懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)とした。平出裁判官は、両被告とも反省している点などを考慮し、執行猶予としたが、「次は実刑。謹慎期間と思って過ごすように」と説諭した。
判決によると、両被告は昨年8月21日から23日にかけ、女子生徒に無職の男宅などでわいせつ行為をし、同日にはその様子をデジタルカメラで撮影した。
同社長は「サンジ」の名で「ナンパの神様」「カリスマナンパ師」としてテレビや雑誌に登場。ホームページでは年間100人以上の女性と関係を持つと豪語、「ナンパ講座」などのマニュアル本を販売したり、「ナンパ学校」を開くなど、ナンパビジネスを展開していた。
ZAKZAK 2007/01/30