韓国の聯合ニュースによると、24日から4日間北朝鮮を訪問した韓国の市民運動関係者は29日、平壌ではドルやユーロなどの外貨が自由に使えたと語り、北朝鮮が外貨の使用を禁止したとの一部報道を否定した。
同関係者によると、外貨を使用できる平壌の食堂や商店の価格は、以前と同じようにユーロ表示だった。現地の物価も以前とほとんど変化がなかったという。
一方、北朝鮮専門インターネット新聞「デーリーNK」は、北朝鮮当局が外貨の使用を禁止したのは事実だが、厳しい統制や取り締まりは行われていないと報じた。
韓国紙、東亜日報は25日、北朝鮮当局が22日に国内での外貨使用を禁じる命令を出し、同日から実施したと報じていた。(共同)
ZAKZAK 2007/01/30