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2007年01月30日(火) 00時19分

ウィンドウズ・ビスタ、未明に発売開始 5年ぶり新OS朝日新聞

 米マイクロソフト(MS)は30日、パソコンの新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」を、個人向けに発売した。新OSは、現行の「ウィンドウズXP」以来約5年ぶり。東京・秋葉原の家電量販店「ヨドバシカメラマルチメディアAkiba」では、同日午前0時から販売を始め、詰めかけた客が次々に購入した。

「ウィンドウズ・ビスタ」を客に手渡すマイクロソフト日本法人のヒューストン社長=30日午前0時すぎ、東京都千代田区で

 「ビスタ」は映像の見やすさやウイルス対策などを強化した。MSは同時にワープロソフト「ワード」や表計算の「エクセル」などの関連ソフトも「2007オフィスシステム」として刷新。95年に発売し大ヒットした「ウィンドウズ95」「オフィス95」以来の大型販売と位置づけている。

 パソコンメーカーも30日からビスタ搭載機を一斉投入し、低迷するパソコン市場の底上げを狙う。購入済みのパソコンにビスタを導入し機能を最大限に活用するには、パソコンに一定の処理能力が求められるため、性能確認が必要だ。

http://www.asahi.com/business/update/0130/001.html