2007年01月29日(月) 02時22分
「あるある」番組本全6巻、書店が相次ぎ自主撤去(日経新聞)
「発掘!あるある大事典2」の実験データ捏造問題で、大手書店の間で前身の番組の内容を書籍化した本を自主撤去する動きが広がっている。
扶桑社の書籍「発掘!あるある大事典」は放送された番組を基に「食」「健康」「美容」などの生活情報を紹介。1997年から既に全6巻が発売されている。
紀伊国屋書店梅田本店(大阪市)では、個別の注文には在庫があれば応じるが、書棚には並べないという。担当者は「発禁本でないので一斉指示は出ていないが、自主的に決めた」と話す。
旭屋書店本店(同)や東京の大手書店でも同様の動きが出ている。ある書店の責任者は「納豆ブームが起き、在庫を増やそうかと話していたのですが、増やさずに正解でした」。番組を批判する本や関連本の売れ行きは伸びているという。(共同)
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/38024.html