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2007年01月29日(月) 21時02分

フジテレビ社長が謝罪 「あるある」めぐり朝日新聞

 フジテレビの村上光一社長は29日の定例会見で、「発掘!あるある大事典2」のデータ捏造(ねつぞう)に関し、「視聴者のみなさまの信頼を裏切る内容の放送を行ったことについて、フジテレビとして深くおわびを申し上げます」と謝罪した。制作局は明示しなかったものの、「検証番組が必要と感じている」とも語った。

 村上氏は同番組の制作を受注していた日本テレワークの社外取締役を97年から務めている。「経営を執行する立場ではないが、きちっとした会社になっていくかどうかを見守る責務はある」と、辞任の考えのないことを明らかにした。

 関西テレビが制作してきた「あるある」の放送枠は、3月までは「ジャンクSPORTS」などの代替番組をあて、4月以降は制作局を含めゼロから考えるという。

http://www.asahi.com/national/update/0129/TKY200701290341.html