市は今月25日、「アパヴィラホテル京都駅前」(京都市下京区)と、「アパホテル京都駅堀川通」(同)について速やかな使用禁止を勧告。ところが、同グループは26日に掲載したホームページの文書で、「しばらくの間、やむを得ない場合に2ホテルに宿泊いただくこともあります」としたうえで、「この点は行政と相談の上、行っているものです」と説明していた。
アパグループ総務部は「速やかな休業という認識は市と一致している。文書を消す方向で準備している」としている。
一方、同グループから29日午後、耐震補強工事の方法などを記した是正計画の素案が提出される予定で、市は内容を精査したうえで、2月1日に両ホテルを立ち入り調査し、実際の施工状況などを確認する。
http://www.asahi.com/national/update/0129/OSK200701290034.html