調べでは、エムアイシー社は05年7月からホームページ上でビジネス文書入力やレイアウト作成などの内職希望者を募集。資料を請求してきた主婦らに「月々4万円以上の収入は確実」などと勧誘し、仕事に必要な文書作成ソフトなどの代金として現金約50万円を振り込ませた疑いが持たれている。
契約者には架空のビジネス文書作成などを依頼するものの、「ミスが3%以上あれば無報酬」という規約を悪用して支払いを渋り、実際には総額で500万円ほどしか支払っていなかったと見られる。
苦情が多い契約者には一時的に報酬を支払ってごまかしたり、解約を強く求める契約者には契約時の50万円のうち一部を返還したりして、被害が表面化するのを防いでいたという。
http://www.asahi.com/national/update/0127/TKY200701270295.html